自分で自分を呪ってしまう危険

久しぶりの更新です。

除霊系のお仕事は、続く時はバタバタ続くのですが、ここしばらくずっとありませんでした。最近、呪いや魔術の仕組みに興味が出てきて、チラチラ調べていたら、カウンセリングでいらっしゃいました。

子どもの頃、鏡に映る自分に向かってかけた言葉に、何十年経った後も影響を受けている、というケースでした。

その方は、RCメソッド以外にもいろいろなセミナーを受けたり、カウンセリングを受けたりして、あるべき状態が分かり、そこに戻ろうとしても、決断をしても、なかなか戻れずにいました。「自分には悪霊が憑いているのだ」と思い、自分に向かって「イエス・キリストの御名によって悪霊よ出ていけ！」と何度も祈ってきたと告白してくださいました。

その方が別件でカウンセリングをお申し込みくださったその当日の朝、急に当時の鏡に向かって誓った記憶が思い出されたのだそうです。こういう、カウンセリングを申し込むと「これが扱われる必要があるよ！」と教えてくれるかのように、急に記憶が上がってくるということはよくあります。

結論から言うと、悪霊が憑いていたのではなく、自分を呪った誓いがその方を縛っていました。カウンセリングでその方の誓い（呪い）を外し、やっと自由を得ることができました。

キリスト教の、霊的なことにもオープンな教派は、割とすぐ「悪霊のせいだ」と追い出しの祈り（除霊の祈り）をするきらいがありますが、意外と人の呪いであることも多いことを覚えておいていただきたいです。悪霊を召喚して契約をする魔術と呪いは、分けて考えています。今のところそういうものに当たったことがないのでデータがありませんが、実際に魔術を行っている人たちがいることは知っています。関わらなくて済むならば関わりたくないものです。

私はカウンセリングの基本姿勢としては、まずは心理学や脳科学で説明がつくものから扱い、解明されていないものが残ったとき初めて人外の影響を疑います。とはいえ最初から「視える人にこう言われて」というご相談を受けたときにはそこからやりますけどね。私は見えませんので、その視える人の言葉と客観的に見て「なんかありそうね」と思う材料が一致したら、ですけど。

何かありましたらカウンセリングどうぞ。

https://www.reservestock.jp/page/reserve_form_week/27940?course=64450