お久しぶりですね。最近すっごい霊障案件が来たので、許可を得てここに書きます。
H様。元々神社巡りや心霊スポットで肝試し、占い師のところにも定期的に通い、子どもの頃はコックリさんも体験済み。霊感が強く、時々そんな話も伺っておりました。
あるきっかけから、ご自分の境界線が「何か」が入ってこれるオープンな状態だと自覚し、私のカウンセリングにお申し込みされました。
あ、ご自分の境界線の状態を簡易的にチェックする方法があります。あくまでも簡易的なので、正確じゃない可能性もあることはお伝えしておきます。まず、目を閉じます。「自分の周りに四方を囲む壁があって、外から入ってこられない」とイメージしてみてください。しっかりと壁をイメージできて、安心を感じられたら、とりあえず大丈夫かな。イメージしてないのに勝手に窓がついて、鍵がない(外から入れる)とか、壁をイメージしているのにどこからか何かが侵入してくる感覚があって、怖い、安全じゃないと感じたら、人外の影響を受けやすい、あるいはすでに受けている状態の可能性があります。
さてH様は、この壁のイメージをしても、無数の手がすり抜けてくる感覚が拭えず、すごく怖いと感じてらっしゃいました。そしてキツネのお面が踊ったり笑ったりしているイメージが付きまといます。
そこで私は
「では、Hさんの内側を、Hさんだけにしましょうか」
と声をかけると
H様は目をそらし
「困る…媒体だから…」
と答えます。
いやいやあなたH様じゃないよね。
「Hさんは何も困らないですよね?」
と答えると、H様はハッとしてこちらを見て
「はい、私は困らないです」
そこで私が
「では、Hさんで内側を満たしましょうか」
と言うと、H様はまた目をそらし、口や顔を手で覆ったりして
「困る…みんなの居場所がなくなる…」
と答えます。みんなって。そんなにいっぱい入っているんかーい。H様の内側は、たくさんの「何か」の居場所になっていて、H様の居場所がなくなってしまっていました。H様と「何か」が交互に私に答えている状態です。ですが、徐々にH様も状況が分かってきて、がんばって決断してくれました。
私「今どんな感じですか?」
H様「自分の内側が空洞になってて、すみっこに小さい自分がいる感じです」
私「では、自分をぐぐぐっと大きくして、空洞を埋めましょう」
H様は目を閉じて、イメージで自分の内側に自分を満たしていきました。これで終わったかな?と思ったら
H様「つま先に空洞があって、そこに私が入れません」
私「何か思い出すことは?」
H様「あ。ずっと前に占い師のところに行った時、霊感がある人が持つと動くという龍のネックレスを手に持たされたことがありました。持った瞬間、手の中でぐるぐるって動いて、すごく気持ち悪かったのを思い出しました。」
もはや呪具やーん!
私「では、その龍にも出ていってもらいましょうか」
H様「困る…」
コイツ残しておいたら、またそこから内側を占領されるから、今ここで出す必要があります。
H様「コイツが私を媒体にしていろいろ呼び込んでたやつだと思います」
私「じゃあ出ていってもらいましょう」
H様「困る…」
H様が答える時は、私の方をまっすぐ見ます。「何か」が答える時は、目をそらして何か怪しい動きをします。
私「困るのはHさんじゃないです。Hさんが決めることです」
H様「出ていってもらいます!」
ヨシ!
つま先まで全部H様で満たすことができました。キツネのイメージは、存在感のないペラリとした写真のようになり、侵入される感覚や怖さも無くなりました。
体がホカホカ暖かくなり、ずしっと体の重みを感じられるようになったとH様。あるある。自分の内側にきちんと収まっていないと、どこか地に足がつかないような浮ついた感覚があるのですが、自分の中にしっかり収まると、自分の重さを感じられるようになります。
今回私が気をつけたのは、「何か」とは会話をしないことです。「何か」が答えても無視をして、H様に語りかけ続けました。H様はH様のものであり、決定権はH様にあるからです。「何か」と会話したり説得するのは、結局「何か」に決定権を与えることにつながります。やっちゃダメなやつ。
いやー。まさか呪具まで出てくるとは。危ないですよ。うかつに触らないでくださいね。
そんなこんなで霊障のご相談もカウンセリングで承っております。
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