霊が見えない万紀子の除霊日記@函館

霊は見えませんがご依頼が来れば除霊しています。基本は心理カウンセラーです。パーソナルトレーナーもしてます。夫はキリスト教の牧師です。

依存症の人は霊感が強い人が多い

これは全く個人的な現場感覚ですが、依存症の人には、霊感が強い人が多いなという印象があります。依存症の人と霊感が強い人の共通点は、①境界線が壊れている、②繊細で敏感、です。育った家庭で親にコントロールを受け、自己決定権を奪われた人、親の感情ケアをさせられた人、放置されて愛情に飢えて育った人は、境界線が壊れています。他人の責任まで自分の責任だと思ってしまい、人外まで背負ってしまいます。また、鈍けりゃ良かったのに、繊細で感じ取ってしまうのですよ。優しさにつけ込まれます。自分で抱えきれなくなったとき、発散できたものに依存します。他人の影響を自分で断ち切れないので、何かにのめり込むことで相手に関係を断つよう仕向けたり、自分はあなたの期待に応えられませんよと、無能の証明をする場合もあります。それでも離れないかどうか試していることもあるようですが、とにかく「自分のことを自分で決めていない」状態です。幼い頃に奪われてしまっているので、どうやって自分で決めて良いかすら分からない状態です。

こういう状態は、人外の影響も受けやすく、よく何かを見てしまったり、感じたりします。自分の身を守れない状態ですから。人外からのちょっかいを受けてしまう状態です。家の壁に大きな穴が空いているので、人でも霊でも出入り自由、と言えばイメージがしやすいでしょうか。霊は風のようなもので、家の外で吹いても分かりませんが、壁に穴が空いていると寒さを感じますよね。

私がカウンセリングで行うのは、壁を修復する作業です。しっかりとした壁に囲まれた家の中にいれば、風も入ってきませんし、泥棒も入れません。脅かすものがいなくなれば、安心して冷静に考えることができます。依存症の人は、もう柱しかない家の中(?)で弱っている状態なのです。いつ泥棒に襲われるか傷つけられるかと怯えて、風雨にさらされて弱りながらどうして良いか分からず、いっとき忘れられるものに没頭します。安心できる壁に囲まれた安全地帯と回復が必要です。依存症の人は、マッチ売りの少女が凍えて売り物のマッチに火をつけて夢を見ながら死んでいくのと同じことをやっています。凍えてるのに「売り物のマッチを燃やしちゃダメでしょ!」とか言われたって寒いんだもの、火をつけますわ。必要なのは暖かい部屋とご飯でしょう。依存症の人に必要なものをちゃんと見つけて、それを手に入れることができたら、あるいはやめられるかもしれません。あるいは、というのは、「うっせー!マッチに火をつけさせろ!寒くなんかないんだ!」と言う人も多いから。寒くなければマッチいらないでしょ。でも寒いと認められない。ここは、本人に乗り越えてもらわなくてはならないところです。寒い、と言えたら、かなりの前進です。今日は霊障というよりは心の壁について書きました。心の壁が壊れていると、霊障も受けやすいし依存症にもなりやすいです。

安心して過ごせるようになったら良いですね。

カウンセリングが必要でしたら↓

カウンセリングご予約ページ

https://www.reservestock.jp/page/reserve_form_week/27940?course=64450