霊が見えない万紀子の除霊日記@函館

霊は見えませんがご依頼が来れば除霊しています。基本は心理カウンセラーです。パーソナルトレーナーもしてます。夫はキリスト教の牧師です。

オカルト現象の大部分は潜在意識の扱いで解決する

私個人としては、クリスチャンなので神様は存在すると信じていますし、神様が存在するなら霊魂も悪魔も存在するだろう、と考えています。ただし、じゃあその辺のスピリチュアルも信じるのかといえば…うーん。私は神様がこの世界をシステムで回していると考えているので、見えないことにもシステムが及んでいると考えます。

星を読んだり手相を見たりするのは、統計から来ているのである程度当たるでしょうし、私はそれもシステムの読み方のひとつかなとは思っています。ただ、人はすぐそういうものに依存したくなるので、キリスト教では、星や手相を見るくらいなら聖書を読んで祈れよ、と言いますね。聖書を読んで祈る方が、難しいんですけどね。

例えば私は両手の親指の第一第二関節揃って複数仏眼相があります。神秘十字もあります。仏眼相と神秘十字線は霊感や閃きが強い人に出る相だそうです。仏眼相を片手にひとつ持つ人で20人に1人程度だそうですから、両手の親指の両関節しかも複数仏眼相がありそして神秘十字線まであるとなると、相当なわけです(全部インターネット調べ)。しかし私にとっては、「それで?だから?」です。というのは、私が霊感と直感が人一倍どころでなく強いのは、手相を見るまでもなく分かっていることで、私がそうであることが手に出ているだけのことです。別に特別それを活かそうと思わなくても、カウンセリングをしていれば霊障を抱えた人がいらして、結果霊障を扱うようになり、このブログを書くに至るわけですから、私は私を生きるだけ。

とまぁこれくらい強くなければ、霊障なんか扱えないのです。特別になりたいための「霊感が強い私」探しなんかやめな。

ついでに、霊感はかなり潜在意識が関わっています。やっと本題。「人でない何か」が人間に干渉するときには、「境界線の破れ」を足がかりにしてきます。人の心にはバリアがあり、それを境界線と呼んでいます。バリアの内側は自分の領域で、その内側は自分の意思で自由に決めることができます。例えば、誰かが石を投げて家の窓ガラスが割れたら、そこから冷たい風が入ってきて家が暖まらず、放っておけば泥棒が入ってきますね。そのように、誰かに傷つけられて心のバリアの一部に穴が開くことがあります。穴が開くと、外側からの干渉から身を守れなくなります。大抵は、人からの干渉から身を守れなくなりますが(その辺はアメブロを読んでねhttps://ameblo.jp/kamisamanorule/)、時々「人でない何か」が干渉してくることがあります。これが霊障です。

例を挙げましょう。幼い頃、親に「あんたがいなければ離婚できたのに」と言われたとしましょう。ここで本人は「私はいらない子なんだ。いない方がいいんだ」と受け取ってしまうと、会う人会う人が自分を拒絶するのではないか、私はこの場にいてはいけないのではないかと常に不安を抱えるようになります。そうすると「あなたは大事な友だちだから、嫌なことでも引き受けてくれるよね?」という自分にとって嫌な、良くないことも断れなくなります。セクハラをされても告発できなかったり、いじめに遭ったりします。これが、人からの干渉から身を守れない状態。同じ条件で親に「あんたがいなければ離婚できたのに」と言われ「私はいらない子なんだ。いない方がいいんだ」と受け取ってしまった結果、誰もいないところから自分を呼ぶ声が聞こえたり、心霊スポットに行かなくても「人でない何か」を拾ってしまったり、まとわりつかれたりといった霊障が始まることがあります。「人でない何か」も、「あなたが必要だよ」というフリをして寄ってきて干渉するようになるのです。

私はカウンセリングで、心のバリアを修復することをしています。例を用いるなら、幼い頃親に「あんたがいなければ離婚できたのに」と言われた心の傷を修復し、「親が離婚したかったので自分を邪魔に思った」ことから心を切り離し、「私が私を必要とする、私は幸せになって良いし、私の幸せのために行動する」という心の状態を作ります。心のバリアが治ると、セクハラやいじめに遭わなくなったり、そういう雰囲気になったら逃げて身を守ることができるようになります。そして、心のバリアが修復されると、「人でない何か」も離れていきます。今のところ100%、霊障が消えています。(ただし、霊障を受け入れてしまっていると消えません。それは心のバリアを修復しないでおく、という決断だからです。)

私が、通常のカウンセリングも除霊も同じことをしている、と言っている意味がお分かりいただけたでしょうか。心のバリアである境界線は、潜在意識によって形成・維持されています。潜在意識を扱い、境界線を修復できれば、「人でない何か」を相手にする必要はありません。

星読みや手相も、自分の外側のことです。気にするべきは自分の内側、境界線とその内側です。特別なこと、不思議なことも、「内側の飢え」「境界線の破れ」が呼び寄せていること。

私はオカルト現象が起きるとびっくりしますし、「人でない何か」を無視する気はありません。しかし、そのような時でも、まず見るべきは本人の心の痛みなのです。本人の潜在意識を扱えば良いのです。

 

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